コラム

承諾率を高める内定者面談

内定者面談の重要性

18卒の採用活動も終盤戦。
各社18卒採用の内定者フォローと並行して、インターンシップなど19卒採用に向けて取り組まれていらっしゃる頃だと思います。
インターンシップからの採用が主流に向かう中、採用に順調な会社ほど19卒の活動に意識が向きがちですが、改めてご確認いただきたいのが、内定者の状況です。
内定承諾書が返送されれば、ご安心と思われるかもしれませんが、実際のところ法的拘束力はなく、承諾書を返送した上でも就職活動を続ける学生が一定数いるのが実情です。

売り手市場で学生の安定志向が強まる

2017年の新卒求人倍率は1.78倍ですが、実際は大手企業と中小企業で大きな差があります。
大手人材サービス会社の調査によると、従業員5,000名以上の企業の求人倍率は0.39倍だったのに対して、従業員300名未満の企業の求人倍率は、昨年よりも2ポイント以上高い6.45倍という結果になりました。その差は6ポイント以上あり、さらに大手・安定志向が強まったのが伺えます。
要するに、中小企業の複数内定を保持したまま、大手企業の選考を受験する動きが加速している訳です。

そこで是非、力を入れて実施いただきたいことが「内定者面談」です。
内定者面談を実施するメリットは下記の3つです。

①レスポンスにより入社意欲の高さを図れる
→面談に快く応じてくれるかどうか。中には多忙を理由に断り結果、辞退につながったケースも。

②現在の状況を詳しく知ることができる
→就活、入社における悩みや迷いなど、現在の状況をその場ですぐに聞き解決できることがface to faceで行う1番のメリットです。

③結果、見極めと惹きつけに繋げられる
→内定者の本音を引き出し温度感を図れること。(低い場合は追加採用もその場で検討できる)自社の入社に向けたサポートを行うことで惹きつけを図ることができます。

内定者面談のポイント

①良き理解者、サポーターになる
立ち位置としては、社会人として偉そうにするのではなく、学生優位だからといって媚びるわけでもなく、フラットな関係性が望ましいです。具体的には良き理解者、就活の悩みや人生相談にのるサポーターとして面談に臨みましょう。内定者としては、自分のことを理解・応援してくれたことが喜びとなり、自分の将来、人生について真剣に考えてくれる先輩がいる会社で働いた方が、幸せになれるのではと感じてもらえます。

②自分自身で考えさせ、決断してもらう
相手に直接的なアドバイスを求められた以外を除き、自ら考えさせ、自ら決断させるというプロセスが大切です。人は相手から少しでも強制されたことは行動に移さない可能性がありますが、自ら決断、宣言したことについては実行に移してもらえるものです。どんな内容であっても、自ら考えてもらい自らで気付き、行動してもらう。サポーターとしての役割は、頭の中の展開図を一緒になって整理し、考えやすくしてあげること。答えはどんな時も相手の中にあります。

③最後の一押しはIメッセージで
シチュエーションは自社ともう一つの会社で悩みに悩んだときの内定者面談。「君に入社して欲しい」、「私はあなたと一緒に働きたい」。この2つのうち心に刺さる言葉はどちらでしょうか。ほとんどの方が後者を選ばれたと思います。想いを込めた言葉はIメッセージで伝えると、よく伝わります。相手の背中を押す最後の一言、秘密兵器として上手に活用していただければと思います。 

担当コンサルタント

隅屋 彰則 スミヤ アキノリ

オートビジネス支援部

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