新人の研修準備、始めていますか?

新人の研修準備、始めていますか?

改めて増えてきた研修

昨年やワクチンの接種が始まったころに比較すると、かなり明るくなってきたような印象があります。まだまだ油断はできないものの、人の移動や賑わいも徐々に戻りつつあります。
これは景気と連動してくる部分がありますが、企業の動きも少しずつ通常の状態に戻りつつある印象があります。その中でも、教育・研修の実践に力を入れなおしている企業も少しずつ増えてきています。それはオンラインで開催しているところもありますし、対面でのリアル型研修も徐々に増えています。

新人のレベル

私たちは日々クライアント様に対して育成や研修だけでなく、採用のお手伝いをすることも多いのですが、その中でこういった声をいただくことがあります。 「今年の新人は例年と比べて地頭は良いけど、コミュニケーションが得意でない方もいるね」
これは全ての会社様で当てはまるわけではありませんが、そういった声は最近見られます。この要因としては、コロナもひとつ考えられます。

コロナの影響で、集団でのコミュニケーションやイベントが極端に少なくなった2年間がありました。その中で本来学生時代や入社前にそういった場でのコミュニケーションや対人関係スキルを高めるような機会というものは「当たり前」ではなくなりました。その結果、「賢くて考える力はあるけど、話すのが苦手・話を聞くのが苦手」みたいな方が心なしか増えているように見えます。

企業側でできること

企業としては、新しく入る人材に対してどういう人材になってほしいかを描く必要があります。
これをいわゆる、育成戦略などと言うことがありますが、
①どういう人材になってほしいのか
②どういう教育カリキュラムをすると目指している人材に近づくのか
③具体的にどのような教育をしていくのか

これらをしっかり考えていく必要があります。
また、4月には新卒含め社員の入社が増えるタイミングかと思います。まずは新人に対してどういう教育をしていきたいのか考えていくことをお勧めします。

今回もご拝読ありがとうございました。
もし新人の教育や、社内全体の人財育成についてお悩みの方がいらっしゃればぜひこちらもご覧ください。
https://hrd.funaisoken.co.jp/lp_01/