新卒採用に着手し初年度で8名採用できた話

新卒採用に着手し初年度で8名採用できた話

こんにちは。フードビジネス支援部の田井哲弥です。

フードビジネス支援部では、飲食業・食品メーカー・食品小売業などに対して、新規出店・業態開発・業績アップ・人材採用・人材の評価賃金制度・生産性アップに向けた業務改善などのコンサルティングをご提案しております。

私は、特に飲食業に向けて、人材採用・人材の評価賃金制度などを通じた組織活性化のお手伝いをしております。年商規模としては、7千万円の個人店から年商65億円の企業まで幅広くさせて頂いています。

今回は、新卒採用の成功事例を中心にお伝えさせて頂きます。

社員採用において、飲食業界は不人気。約11万件の求人に、約5万人の応募しかない

上記メッセージを見られてあなたはどう感じられますか?

この事実は、厚生労働省ホームページにある『平成27年11月:全国版 職業別有効求人倍率(パートタイムを除く常用)』のデータから読み解くことができます。

◎1月に約6万件の求人に対して求職者からの応募が一件もないということになります。

他の職種を見てみましょう。

★一般事務職は、約8万件の求人に、31万人の求職者からの応募がある★

◎逆に23万人の求職者の希望が叶っていない状況です。
全国的に採用難が喧伝されるようになって久しいですが、飲食業が特に厳しい状況だということです。さらに地域によっては年齢構造が変化しており採用問題が起こりやすくなっています。

全国出張する中でうかがう地方の飲食企業が抱えているリアルな課題

ここで、私たちが都会・地方問わず全国の中小飲食企業様をご訪問する中で、お伺いしているリアルなお声を以下に記載いたします。

「求人募集をかけても思ったより応募が少ない。もしくは応募0件。」

「人手が足りず、各店舗のQSCレベルが低下している。」

「採用がスムーズに行かず、社員の労働時間が伸びて離職率が上がっている。」

「繁忙期などは、本部の社員が現場に出てギリギリの人数で回している。」

「良い物件情報が入ってきており、新店を出したいが肝心の人材が不足している。」

「既存店の立地によっては人材不足のため仕方なく閉店・移転している。」

ここ2年ほどで問題はより深刻になり、問題を放置して来た企業様では実際に人材不足による閉店が起こって来ています。あなたはいかがでしょうか?

◎実際、上記に当てはまる企業様では採用を強化するだけで業績が向上しています。

本当に目標通り採用できているのか?

下記、2016年大卒採用の実践結果をご覧下さい。

1.【関西地方 6店舗展開】
Before:中途採用のみで新卒採用の経験0
After:初年度から採用成功法を実践したことで、6名の大卒社員の採用に成功

2.【中部地方 23店舗展開】
Before:中途採用のみで新卒採用の経験0
After:初年度から採用成功法を実践したことで、現在、10名の大学生に内定出し

3.【九州地方 20店舗展開】
Before:高校からの紹介のみで1名のみ採用
After:大卒採用に参入し成功法を実践したことで、現在、8名の学生(高校生含)を採用

このようにエリアは問わず、参入から1年以内に成果が出ています。
タイミングを間違えず、決意を持って本格的に取り組んだ飲食企業では、 1年間で採用人数を3倍~10倍にするという実績を出しています。 この採用人数向上手法の中心となるのが、「大卒採用」なのです。
では、なぜ、今、大卒採用がお勧めなのか?一言で申し上げますと、合同説明会ではノウハウがあれば会場内で一番集客できるからです。

※合同説明会とは、展示会のように企業がブースを出し、学生が自由にブースを訪問するというマッチングイベントのこと。

やり方が分かり、実行できれば、安定的に確保できる上、ノウハウの磨きこみも可能です。
実際の有効求人倍率1.5超の超採用難地域の飲食企業の事例をご覧下さい。

ある合同説明会の来場者数:230名
⇒自社ブース集客数:61名(26.95%)
⇒会社に呼んでの自社説明会:22名(37.70%)
⇒面接:10名(45.6%)

また、回を重ねるごとに、歩留まりを読めるので計画的に採用人数を確保していくことができるということも大きな魅力です。

今後の人材マーケットの動きはどうなるのか?

今後2年以内に特に新卒採用マーケットは、今まで以上に二極化していきます!

2018年以降、18歳時点での人口がどんどん減っていくということが分かっています。
若年人材を確保するための更なる競争に入っていくということです。

ですから、先手必勝で大卒採用に参入して、早くノウハウを磨きこむことが重要です。

また、大卒採用の醍醐味は、素直・プラス発想・勉強好きな人材を採用し、
自社の理念・ビジョンに合わせて育てていくことができるということです。

5年、10年先の自社を考えたときに、屋台骨となりそうな若手人材はいますか?
また、その後輩はいますか?

幹部候補に求められるのは、理念を共有し行動してくれるかということ。

私たちは、これを機に、大卒採用に参入されることを強くお勧めいたします。