【若手採用:経営者・人事必見!】現状を放置すると若い人材を採用できなくなる可能性あり!

【若手採用:経営者・人事必見!】現状を放置すると若い人材を採用できなくなる可能性あり!

いつも、本Webサイトのコラムページをお読みいただきありがとうございます。株式会社船井総合研究所(船井総研)HRストラテジー支援部・ワークエンゲージメント支援部です。

コロナショックも落ち着き、今後の需要増に向けて、採用活動を再開しようとお考えの企業様も多いことかと存じます。

その中で採用のメインのターゲットとなるのはとなるのは企業の成長の源泉になる若い人材ではないでしょうか。

今回は若手人材の採用を推進させていくために、中小企業の経営者・人事担当者は何をすべきなのかを解説します。

若手採用を取り巻く現状:急速な少子高齢化

ただし、日本の平均年齢は2020年段階での “48歳”になっています。

また世界47か国の中では、なんと2番目に高齢化が進んでいる国家となります。

さらに、出生率は1.34人で人口は毎年約55万人減少しております。

つまり、今後毎年どんどん若者の数は減っていき、若者消失社会となっていく未来が確定しております。

若手採用に関わるよくある企業経営者・人事責任者のお悩み

その中で、若い人材獲得に向けては、これまでの手法・考え方ではどんどん厳しくなっておるのが市場環境で、

・40代以上は応募がくるが20代の若者の応募獲得に苦戦している…
・10年後の事業計画を見据えた際に社員が高齢化している…
・DXやIT化など新しい取り組みを実施したいが、推進できる人材が企業にいない…
・中途採用がメインになっており、企業理念や文化がなかなか浸透していない…
・若い活気がある組織ではなく、高年齢化が進み組織の雰囲気が悪い…

など、若い人材が獲得できていないことがボトルネックとなる様々なお悩みを数多く伺います。

若手採用に必要な9つのテーマ

その中で、若い人材獲得へ向けた活路を見出すためにおさえておくべき、9つの採用に関するテーマがございます。

① オウンドメディア・SNS採用

企業が所有する自社のメディアプラットフォームを活用して情報発信を行うことで応募獲得する採用手法です。自分自身のコンテンツを制御できるため、ブランドや伝えたいメッセージを効果的に伝える手段として着目されている手法です。今後主流になる最重要採用テーマになります。

② 劇場型新卒採用

合同企業説明会などの多数の求職者・学生が集まる場所に出展をし、自社のことをまだ知らないターゲットに対して、しっかりと企業の採用に向けた魅力が伝わるストーリーを構築して、社長・人事自らが企業の魅力を訴求する採用手法です。

③ 攻撃型スカウト採用

学生の登録データーベースを持っているプラットフォームを活用して、企業が採用したいと思う学生に直接アプローチする採用方法です。 逆求人と呼ばれることもあります。
欲しい人材が狙い撃ちで採用できることからハイクラス学生の採用などでも成功しやすく、未来を担う幹部候補を新卒採用で採用したいなどのニーズがマッチします。

④ 外国人採用

日本の企業や組織が外国人労働者を雇用する手法です。外国人労働者は、留学生、技能実習生、特定技能ビザ保持者、永住者など、さまざまなビザの形態がある為、採用目的に沿ってやり方が変わります。日本の平均年齢は48歳ですが、世界の平均年齢は30歳前後の為若い人材確保の観点では今後より伸びるマーケットで、今後の人口減少に向けてはおさえておくべきテーマです。

⑤ 第2新卒採用

一般的に学校を卒業してから1~3年程度の人材を第二新卒として定義し、新卒と比較しても遜色ないポテンシャル(社会経験が浅い分柔軟性があり、企業風土になじみやすく育てやすいという点がメリットとしてあります。新卒の難易度が増していく中で着目している企業が増えているテーマです。

⑥ 高卒・専門卒採用

高校卒業者または専門学校卒業者を対象とする採用にあたります。企業が応募獲得するのに向けては、近隣の学校開拓がメインになっており、学校開拓の攻略方法をおさえるのが成功に向けて重要になります。これまで大卒中心のみだった企業が広げて実施することも多くなっております。

⑦ 長期インターン採用

長期インターンとは開催期間が1カ月以上のインターンをします。 社員と同じ実務に長期間携われるため、短期インターンに比べて業界や企業についての理解をより深められ、学生の早期戦力化・早期採用を実現するやり方としても着目されており、今後日本の新卒採用のスタンダードになりうるテーマです。

⑧ 採用DX

デジタルやITツールを用いて、作業効率化や優れた人材確保を目指すことや採用プロセスをデジタル技術を活用して、候補者の体験を向上させることを採用DXと定義されております。デジタル中心の若い人材確保には必須で取り入れていくべきテーマになっております。

⑨ 採用ブランディング

この会社で働くことは魅力的だ」と考える自社の「ファン」を増やすために、求職者向けに企業理念やビジョン、理想の社員像、実際に働く社員の人柄、職場の雰囲気などを、戦略的に情報発信していくことで採用における企業のイメージを構築するやり方です。中小企業でも採用で大手企業に勝つためには取り入れるべきテーマです。

以上が9つのテーマになっており今後中堅・中小企業が持続的に成長を続けるにあたって絶対のおさえておくべきテーマになっております。

若手採用で企業経営者・人事責任者が注意すべきこと

若手の人材を採用していく上で企業経営者・人事責任者が注意すべきこととしては、下記3つのポイントが挙げられます。

①適切な採用プロセスを確立する

若手人材を採用する際には、適切な採用プロセスを確立することが重要です。

これには、適格な履歴書や職務経歴書の審査、また適切な面接プロセスの設計などが含まれます。また求人広告を運用しているという企業様におかれましては、適切な運用や応募導線の設計、求人内容の設計がなされているかという点も重要です。

若手の応募者に対しては、未経験者でも可能な職務であることを明確に伝えること、加えて若手ならではの特性やスキルに焦点を当てた採用プロセスを構築することが重要となります。

②若手人材の育成プログラムを用意する

若手の成長を促進するためには、入社後の教育・研修プログラムやキャリア開発プランを整備し、若手社員が自己成長を実現できるよう支援することが不可欠です。

また、メンタリングプログラムや若手社員同士の交流イベントの開催など、若手人材同士の結束を促進することも重要です。

③将来のキャリアパスや成長機会をしっかりと提示する

若手社員が将来にわたって会社にとどまる意欲を持ち続けるためには、明確なキャリアパスが示され、成長機会が提供されることが必要です。

このためには、若手社員の目標や抱負、キャリアビジョン等を詳細に理解し、それに応じた挑戦の機会や責任を与えていくことが求められます。また、若手社員に対してフィードバックを定期的に行い、成長の方向性を示すことも重要です。

これらのことを地道に実行へと移していくことにより、若手社員のモチベーションを高い水準で維持していくことも可能となっていきます。

船井総研の若手採用のセミナーは大盛況!

その中で、今回紹介させていただいた9つのテーマをたった1日ですべてのテーマをおさえられるように、10代・20代の若手人材採用に特化したセミナーを2024年2月に船井総研にて開催いたしましたが、大盛況の中で終了いたしました。

【参照:2024年2月開催のセミナーページは下記リンク先から】

https://www.funaisoken.co.jp/seminar/108252

実際に若手採用で成長を遂げたゲスト講師と、9つのテーマでの全国の最新事例を踏まえて、 テーマごとのプロフェッショナルのコンサル担当が明日から実践ができるように解説させていただきます。たった1日で、明日から若い人材確保に向けた解決策が見つかったことでしょう。

若手採用:10代・20代の若者採用の9つのやり方とは

船井総研HRストラテジー支援部・ワークエンゲージメント支援部では無料で個別の経営相談サービスを展開しております。

今後「若手採用」「新卒採用」などに力を入れていきたいという企業の経営者様・人事責任者様を対象としています。

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