【自動車業界・モビリティ業界】地方の中小企業でも一流の営業職人材を採用する方法とは?
いつも本Webサイトのコラム記事をお読みいただきまして、ありがとうございます。株式会社船井総合研究所(船井総研)HRストラテジー支援部です。本コラム記事では、自動車業界・モビリティ業界向けに、地方の中小企業でも一流の営業職人材を採用する方法について、詳細に解説しています。人手不足が常態化しているという企業様、新卒採用を活性化させたいという自動車業界・モビリティ業界の経営者・人事責任者は必見です。
採用難易度が過去最大級となっている現代。
中小企業のうちにとって、一流の若手営業社員の採用なんて
夢のまた夢…と思っておりませんでしょうか?
今回は人口5万人エリアの地域の中古車販売店の企業でも、
単月9台以上販売する若手社員を採用できた事例をご紹介します!
目次
なぜ「採用」できたのか?
今回ご紹介するのは、岡山県笠岡市に本社を置く、
株式会社シシドモータース様。
シシドモータース様が取り組んだ手法は、
「ビジョン共感型採用」です。
以前はなかなか採用に苦戦しており、
このような状況でした。
・数ある転職サイトに登録しても、応募0
・人材紹介会社を活用するも、応募0
・新卒を始めようとナビサイトに登録しても、誘導0
・新卒の合同説明会に参加しても、誘導0
ただしこれらの手法を、
以下のものに切り替えることで成功させることができました。
①採用専門の公式サイトの構築
採用サイトを構築し、条件以外の社風や人の魅力を訴求することで、同エリアの強豪との差別化を実現
②スカウト型×地方のイベントへの参加
求人を出してただ待つだけの採用ではなく、
こちらから求職者に直接できるアプローチ方法にすべて切り替えて運用
③ノウハウの代行を積極的に取り入れる
採用時流や成功事例、求職者にささる資料やコンテンツ、
最新の媒体情報等はコンサルや外部企業に代行を依頼して、
採用体制を構築した
④採用イベントをアップデートして採用成功
中途採用の場合は見学会や社員面談の導入、
新卒採用の場合は階層別に複数のインターンシップを実施した。
なぜ「育成」できたのか?
シシドモータース様の成功要因は、
「もともと即戦力の人材を採用する」ことではなく、
「どんな求職者も、一人前に育て上げる体制が社内にある」ことになります。
シシドモータース様では、社員の成長、モチベーションアップのために、
以下のような取り組みをされていました。
①どんな社員も一人前に育てる、若手のモチベーションアップ研修の実施
シシドモータース様では新卒入社社員や20代の若手中途入社社員に向けて
月一か月程度、ある研修を行っておりました。
この研修は単なる実務研修やビジネスマナー研修ではなく、
企業理念やフィロソフィ―に基づき、
仕事の姿勢やスキルを学んでももらう研修になります。
②自立型社員を作る入社後OFF-JT
「ノルマ」に追われるのではなく、
「目標」でモチベーションアップを狙う制度を構築しております。
会社から与えられた数字ではなく、
研修の中で個人のキャリアビジョンや思考に合わせて、
上長や研修講師とすり合わせを行いながら
定量的な目標設定を行います。
③時代のニーズに合わせたフィードバックの実施
年次に関わらず、今の時代「背中で見て学べ」は通用しません。
若手の社員は特に、相手に合わせたフィードバックが重要になります。
命令で指示出しを行うのではなく、相手の主体性を引き出し、
仕事を通じてどういうことを成し遂げたいのかを
重視するフィードバックを行います。
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