【2店舗目出店】で失敗する会社、成功する会社の違いとは?

【2店舗目出店】で失敗する会社、成功する会社の違いとは?

「2~3年以内には2店舗目を出したいんだけど、店長を任せられるような人財が居ない…」
「プレイヤー業務にばかり集中していて部下を育てようとしてくれない…」
「自分の売上だけを追っている人ばかりで会社としての一体感がない…」

売上は好調でどんどん多店舗展開を進めていきたい!と上昇志向の強い社長ほど、このような育成や組織にまつわる悩みをよくご相談いただきます。

実際、多くの不動産会社が何の手も打たずに2店舗目出店を行い失敗しています。
いったいなぜこのような失敗が起こってしまうのか、そしてどうしたら失敗を防げるのか。
2店舗目出店が失敗する会社と成功する会社の違いとその要因について解説いたします。

2店舗目出店で失敗する会社、成功する会社の違いとは?

なぜ失敗するのかを一言で表すと、ずばり直接管理から間接管理への移行が上手くいかないからです。

1店舗経営の時は社長が数値・メンバー管理を直接行うことができ、社長自身の考えや会社方針をメンバーに直接、日常的に伝えることができます。

一方で、2店舗、3店舗と増えるにつれて社員数も増え、社長自身が直接関わる形での管理ではなく、各店舗ごとに店長に数値・メンバー管理を委譲することになります。
その結果、社長の目が行き届かない組織規模となり店舗ごとに方針がバラバラで会社方針に合わない社員が増えたり、店長が十分に育成出来る環境になっていなかったり、それらの異常事態に気付くのが遅れて手遅れになるということが発生し、失敗へと繋がっていきます。

つまり、2店舗目出店が成功する会社は社長の管理業務を委譲する店長候補たちの育成に力を入れているということです。

業績を上げる店長を育成するためのポイント3選

①管理職の役割の明確化
昇進の基準を明確化することで社長の感覚や勤続ねんスによる昇進を減らし、適切な管理職の輩出が出来る仕組みを整える。

②メンバーの目標達成に応じた還元ルール
メンバーの目標達成人数に応じて賞与の還元率を決めることで、メンバーを伸ばすことに注力する管理職を育てる。

③毎月面談による育成のスピードアップ
自己評価と上長評価の違いをすり合わせ、社長や上長と一緒に改善策と次の目標設定をすることでPDCAサイクルを加速させる。

業績120%成長を続ける不動産会社が取り組む評価制度とは?

〈日時〉2025年2月14日(金)14:30~17:30
(受付開始:開始時間30分前~)

〈会場〉船井総研グループ東京本社 サステナグローススクエアTOKYO

〈受講料〉一般価格:20,000円(税込み:22,000円)、会員価格:16,000円(税込み:17,600円)

〈講座内容〉
【第一講座】
脱・完全粗利評価! 組織を大きくするための評価制度のポイント

「個人粗利しか評価していない結果、粗利さえやっていればなんでも良い」という社風から「粗利目標も達成しつつ、若手も育てて組織拡大も目指していく」会社に変わるための評価制度のポイントについて解説いたします。

【第二講座】
多店舗展開を成功させるための人事評価制度の事例大公開!

2店舗目を出店したことで年商6億→約10億、社員数18人→21人と順調に組織拡大を成功させているつなぐ不動産株式会社の丹波亜希夫氏にご登壇いただき、社長の目が届きにくくなる多店舗展開を行う前の組織育成の土台を整えるために取り組んだ評価制度構築・運用とその成果についてお話しいただきます。

【第三講座】
課長、店長がプレイングマネージャーとして機能する人事評価制度の構築・運用講座

プレイヤーとして優秀な人がプレイングマネージャーとして機能するようになると、若手の成長スピードは上がり、優秀な若手はさらに他の若手に教えるようになるという「教えあう文化」が根付くようになります。
本講座では課長・店長がプレイングマネージャーとして機能するようになる人事評価制度構築の方法や運用が形骸化しないためのポイントについて解説いたします。

【第四講座】
まとめ講座

不動産会社が持続的成長を実現するために人事の観点でまず第一に取り組む必要があるものは何かを整理いたします。