出会った学生を逃さない!目標達成率98%の美容師新卒採用
こんにちは。専門サービス支援部 美容・エステチームの髙島恵です。
普段は、美容室の採用を中心にサポートさせていただきながら、評価制度や新人社員研修など、マネジメント関係でのコンサルティングをさせていただいております。
大学時代から美容室経営者様との交流をはかり、業界に対する知識を深めてきました。 100人を超える経営者の前での講演実績がございます。
女性ならではの視点で、 接遇やオペレーションを通して「お客様が持続的に来店し続けるサロンづくり」には全国の経営者様からご好評をいただいております。
本日は、美容師新卒採用の事例をお伝えさせていただきます。
目次
避けられない!2018年問題 18歳人口激減 採用難
最近、急に美容師採用が厳しくなってきた。という経営者様も多いのではないでしょうか? よく私が美容室経営者様からお聞きするのは、「10年前は…」というフレーズです。
10年前は、
・美容師採用なんて、知り合いに当たればどうにかなった。
・少し求人媒体に掲載すれば、何十人も応募がきたのに…。
というお言葉を良くお聞きします。
10年前は、美容業界が就職先として人気があったことで美容学生数も多く、
必然的に採用も難なくできる時代でした。
しかし現状は、美容室の増加は23万件を超え、2018年には、18歳人口が急激に減少し、
年間美容師免許取得者数は、2万人を下回る状況になっております。学生減少に伴い美容学校も減少へ向かう。。。。
というように今後の美容師採用は、現状よりももっと厳しくなることが分かっています。
今後美容室を展開していきたい。もしくは、現状を保ちたいという経営者様は、
2018年問題に備えて、今すぐ採用の仕組み構築をすることをお勧めします。
サロン見学誘導 0名→20名!徹底的なロープレと学生クロージングで誘導率を上げる。
私のお付き合い先のお客様は、兵庫県の美容室で3店舗経営されているお客様です。今後は、店舗展開を考えておられるお客様で、定期的に採用できる組織づくり、仕組み作りを行うことが急務でした。
そこで、「98.7%採用が成功している船井流採用法」の提案をさせていただき、「必勝のガイダンストークロープレ」を徹底していただくことで2016年卒のガイダンスからサロン見学への誘導が0名だったのが、2017年卒では20名を超える結果となりました。
ガイダンスがからサロン見学への誘導率を上げる方法は、ポイントとして2点ございます。
1点目は、ガイダンストークを徹底的にロープレすること。
案外この練習で手を抜いてしまうお客様が多く、本番になって全くうまく自サロンの良さを発信できない。ということが多々見られます。最低でも、全スタッフが自サロンの福利厚生面や給与体系に関し、共有して正確な話ができるようにしておきましょう。
ガイダンストーク練習は、ガイダンス開催日の3ヶ月前から開始し、1週間に3回は練習を行っていただくようにしています。
2点目は、ガイダンス開催日のうちにサロン見学を獲得する意識共有を行うこと。
これが非常に重要なポイントとなります。リクルートチーム全スタッフが「ガイダンスの目標」を共有認識で持ち、行動することが重要です。ロープレを行っている段階から、全スタッフが「サロン見学を獲得する」とこが目標であることを認識するように働きかけましょう。
内定者2名→選んで7名へ!
サポートさせていただいたお客様の採用は、前年の2016年採用では、2名が内定し、1年生が入社しましたが、2017年卒採用では、8月になる前に採用目標人数の7名を達成しました。
8月以降もガイダンス予定がありますが、1年生の参加が多いため、すでに2018年卒の採用が始められるような状況です。
お客様もこれ以上採用できないと言っていただけるくらい順調に採用が上手く行くようになりました。今では、面接する際も選べる採用ができ、自サロンに会う学生さんと出会えるようになっております。
採用の活動を本格的に始めてから、結果がしっかり出出すのは、2年目からだと言われています。
ですので、今から準備が出来ている2018年度の採用はさらに順調に採用ができることが予想されます。
2018年問題に向けて今から採用の仕組みを構築させることが重要です。
冒頭でもお伝えしましたが、2018年問題の影響は、美容業界にも必ず訪れます。目の前に迫る問題が分かっている状態なので、今から対策を打つことが急務です。
まだ間に合います。まずは、今98.7%以上が成功している採用マニュアルを用意しておりますので、そちらで採用の仕組み構築を行ってみてください。
また、毎日美容室・エステの経営者様向けのブログを下記ホームページにて配信しておりますので、ご活用くださいませ。上記のマニュアルに関してもこちらでご紹介しております。
お客様の今後のご繁栄を少しでもお手伝いできますと幸いです。