新人を定着させ、成長させ、稼ぐ社員に育成するメンター制度
社員の定着・成長・戦力化
メンター制度とは
・メンター制度は、ブラザー制度、シスター制度等様々な名称で大手企業が取り入れている、新人の定着システム。
・先輩社員やチームで新人を盛り立て、個人的な悩み相談からモチベーションアップ、仕事のサポートまで行うものもある。
・最近では、若者の仕事に対する価値観が多様になったため定着率が低い企業が多くなってきた。明らかに世代間のコミュニケーションギャップ・価値観のギャップがこの問題を深刻にしている。
・どのようなメンター制度が時代の流れにフィットするのだろうか・・・。
新人が定着・成長・戦力化するとは
★メンター制度の目的を明確にする必要がある。
★目的:①新人の定着②成長③戦力化
★メンターの条件
(①新人を定着・成長・戦力化することにコミットしている。・・・やる気がある。②行動特性がメンター・メンティで似ている。・・・お互いの理解が早い。③メンティのメンターと上司が違う部署である。・・・上司とメンターの役割を明確化。メンティの環境創りのため)
★実施は、月一回、1時間メンタリングを行う。場所、日時は全てメンターの責任のもとに行う。メンター自身の判断力を高めることに繋がる。そして、相手の立場に立つというマネジメント能力が高まる)
★会社はメンター会議で情報共有し、メンティの定着・成長・戦力化(稼ぐ社員)を実現する環境を提供し、全体最適を目指す。
3ヶ月、6ヶ月、1年が目安
★入社後、3ヶ月が最初の山。・・・メンティは仕事に対して様々な不安を抱いている。また、コミュニケーションギャップで人間関係の構築ができずに困っていることが多いが、適正なメンタリングスキルを駆使すれば、問題はない。
★6ヶ月が次の山。半年も立つとある程度会社の事情に慣れてくる。そして、仕事も覚える時期。ここで、しっかりとサポートして仕事に対するやりがい、生きがいを本人が見つけることができれば、メンティは確実に定着し、成長の段階に入る。
★1年経過すると、後輩が入社することも意識し始め、予算達成が視野に入ってくる。ここからが正に稼ぐ社員創り。社員が定着し、成長して知識・技術が身につき、戦力化して稼ぐようになれば、会社は自然と業績を伸ばし、発展していくのです。本人の生きがい・やりがいと、会社の目標・目的を一致させることは大切。人材育成は完全個別対応が求められるのです。