「人事考課」は「創る」より「落とし仕込み」が重要!?

「人事考課」は「創る」より「落とし仕込み」が重要!?

働き方改革から制度見直しのその先は・・・

政府主導の「働き方改革」は貴社ではどの程度実施されていますか?
働き方改革は、長時間労働の廃止と生産性の向上を徹底するような動きになっています。

長時間労働においては、
特に「所定労働時間外」の問題が多々取りざされています。
もちろん、時間外の未払いなどは問題外ですが、いわゆる残業時間が100時間を超えている
社員様が何名いるか、その対策が会社としてしっかりと決めれているか。
長時間労働から「超」時間労働へ
制度・仕組みと幹部・社員育成が今重要でかつ緊急度が高い経営課題となっております。

長時間労働を「超」時間労働へ

長時間労働は会社側と社員側の2つに課題があります。
まずは、「会社側」
①人不足
②育成不足
③IT活用不足

3つの不足が存在しています。
「人」においては、採用力をつけると同時に魅力的な会社へ変えることが必要です。
例えば、貴社は年間の休みは100日超えていますか?
1日当たりの所定勤務時間を7.5hを8.0hにしてでも、休みを増やすべきです。
賃金が多少低くなっても、休みを増やすべきです。
年間の休みが100日あるかないかは今後採用に関わってくるでしょう。
また、住宅手当や家族手当も採用にはかなり良い武器になります。
制度の見直しも含め、魅力的な会社を考えるべきでしょう。
そして、
「育成」です。社員育成ということですが、
こちらは、評価項目にある項目に対して会社側が
研修等のサポート体制ができているかです。
社内の社員育成制度を評価制度を軸につくりましょう。
社内育成では、スキルとマインドを身につかせる視点と
社内育成では教える側のマインドとしては100%ではなく、
まずはやってみるのマインドが大事です。なかなか社内育成が進まない企業様はその辺を
教える側のマインドチェンジも重要です。
最後に、
IT活用は、「時短」できるツールを早く入れるべきでしょう。
多店舗展開している企業様は特に「テレビ会議システム」です。
移動費用や時間が抑えられ、時短の成功事例がすぐできます。
そして、社員の課題は、一つです。
「時間意識」です。会社側の「教育」にもつながりますが、多くの社員は「時間意識」を付けることが重要です。

人事考課制度を軸に「教育」に落とし込む

まとめると、
人事考課制度は「創る」より「落とし込み」が重要なことは周知な事実です。
そして、業績をあげるためにも「教育」がさらに重要です。
人事考課の項目を軸に「教育」システムの立ち上げが重要となります。
船井総研では、人事考課の項目を創る際も「船井流差別化の8要素」を基準に作りこみますので
それを教育システムに落とし込むとうまく業績を上げれる人材育成ができるということもあります。
なにより、人事考課は「創る」のではなく、「落とし込み」そして、「教育」までもを考えたシナリオが最重要です。