「採用活動」=よりよい「会社づくり」
採用から考える働き方改革
目次
採用の差別化6要素とは?
採用が上手くいっている会社は、採用商圏内で競合他社より優位性を図ることができている。
求職者に競合他社より自社を選んでもらえているので採用できているということになる。
では、競合他社より優位性を保つためには、どういうポイントをおさえればよいのか?
「 採用の差別化6要素 」のポイントをおさえておくことです。
① 立地 … 働く場所(勤務地)が求職者からして魅力的か。
② ブラント力 … 会社規模、知名度など。
③ 採用商品力 … 働く会社/店舗として魅力的かどうか。
④ 集客力 … 「ターゲット」×「採用チャネル」×「時期」×「打ち出し方」のポイントをおさえているか。
⑤ 対応力 … 応募後の対応スピードと応対品質。
⑥ 定着・戦力化 … パートアルバイト年間離職率30%未満、社員年間離職率10%未満、育成システムなど。
ターゲットによって採用商圏、差別化ポイントは異なりますが、商圏内で求職者から選ばれる会社になるためには、上記のポイントをおさえておくと競合他社より優位に立つことが可能になります。
目先の補充採用では「集客力」本質的な採用力アップは「採用商品づくり」を行う。
特に大切なのは③の「採用商品力」。いくらよい集客方法で採用できても定着しなければ意味がありません。
定着しても戦力化して生産性があがっていかなければもったいないです。
また、そもそも働く場所として会社/店舗に魅力がなければ採用確率は下がります。
採用商品力をあげるためには、1人1時間あたりの生産性アップが必要。フード業界でいうと週休2日・月間の労働時間数が220時間を段階的に実現していくことが大切です。
そのためには「働き方改革」が必要。実は「働き方改革」が本質的な採用力アップに繋がるのです。
とはいうものの働き方改革には時間が必要です。目先の人不足に困っている場合は、まずは集客力が必要になってきます。具体的には
① 自社の今ある採用面の強みの整理
② 自社サイトを構築する(強みの反映)
③ indeed、SNS、店頭チラシ、紹介制度のチラシなどを活用した採用のオムニチャネル戦略
上記の3ステップで進めるダイレクトリクルーティングが効果的です。
なぜ、indeedを活用したダイレクトリクルーティングが有効なのか?
① 効率的・合理的な採用活動が実現する。
② 自社に応募者の詳細情報が蓄積する。
③ 求人会社ではなく自社が主導権をもった採用活動ができる。
このような理由からindeedを活用したダイレクトリクルーティングは有効です。
売り手(求人会社)が優位な時代、いかに主導権をもった採用活動をするか?
採用ノウハウを自社に蓄積していくか?
が競合他社と差別化を図る集客面の考え方になります。
実際、効果は本当に出ているの?
とある会社では、自社サイト経由でパートアルバイトを40名採用しました。求人媒体は一切活用していません。
何を実施したのでしょうか?
① ターゲットを絞り込む(採用のペルソナ)
② ターゲットからみた採用商品づくり(魅力づくり)
③ 効果的な自社サイトを構築する
④ indeedを活用して採用経路を確立する
⑤ 応募後1日以内に対応、面接日は応募から3営業日以内に実施
以上の5点を行いました。
求人件数は前年対比で130%以上伸び、働き手は減っていきます。競争が更に激化していく中、新たな採用経路を自社の中に確立することが大切です。
飲食店・菓子・給食・宅配ケータリング・食品会社の経営において、いまや効果的な人材戦略と活動がお客様/利用者様への品質維持・向上を図り、持続的な業績向上に繋がる時代に入っています。
新規出店・店舗展開に向けて「人材」で困っておられるフード会社の社長、情報収集も含めお気軽にご相談くださいませ。
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