【新人研修・新入社員研修の正解とは?】あなたの会社の新人研修は間違っているかもしれません
いつも本Webサイトのコラムページをお読みいただきまして、ありがとうございます。株式会社船井総合研究所(船井総研)HRストラテジー支援部の滝本です。
今回は、「絶対に実施するべき新入社員研修のコンテンツ」を
①社会人のマナー
②社会人に必要なマインドと習慣
③業界の時流、今後の時流予測
の3つに分類して、学ぶべき内容と理由、学ぶことによって得られる効果をお伝えします。
前回の「新入社員研修のお悩みベスト3」についてのコラムはこちら
新入社員入社に向けて良く聞く”お悩みベスト3”を徹底解説!
前回のコラムで、
「新入社員研修をそもそも実施すべきなのか?」と悩まれてしまった会社様もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな会社様はぜひ最後までこちらのコラムをお呼みください!
①社会人のマナー
既にマナー研修を実施している会社様も多いのではないでしょうか?
その背景には、
・新人であっても「〇〇会社の社員」として見られる
・学生時代は社会人に必要なマナー、つまりビジネスパーソンや顧客への接し方を学ぶ機会がないから
の2つが挙げられます。
1つめの背景については、
自社を利用してくださる顧客やお取引のある企業の社員から見ると、新人であってもベテランであっても
「自分を担当してくれる社員さん」であることは変わりありません。
対応しているのが新人だからといってサービスの料金が変わるわけではないからです。
2つ目の背景については、
当然ですが、学校で学ぶことは勉強です。もしかしたら道徳の時間で人への接し方を学ぶ機会があるかもしれませんが、きっとその時に学ぶ“人”とは同じクラスのお友達でしょう。
一歩で、家庭では人への接し方を学ぶ機会も多くあるかと思います。
幼少期であれば友達への接し方やご近所付き合い、ある程度年齢が上がれば異性への接し方、お付き合いの仕方も学ぶかもしれません。
ですが、ご実家が事業を営んでいない限り、ビジネスパーソンや顧客への接し方は学びません。
これら2つの理由から、多くの企業でマナー研修は取り入れられています。
しかし、実は重要なのに指導していないことがあります。それは、「なぜそのマナーが必要なのか」です。
基本的に新人に指導するときには、その背景や理由を説明するにも関わらず、マナーの指導になるとなぜか突点その理由を教えないという現象が起こります。
それは、多くの場合「教える側も理由を良く知らない。考えたことがない」からです。
当然、人間は理由を知り納得したうえで取る行動とそうでない行動の場合には質に差がでます。
マナー研修は守るべきマナーとその理由をセットで学ぶことで、“真のビジネスマナー”が習得できるのです。
②社会人に必要なマインドと習慣
「会社の方針や仕事方法を素直に吸収してくれるから新卒採用に力を入れている」
「中途社員にマインドや習慣を指導しても意味がなかった」
という会社様も多いのではないでしょうか?
そうです!
就業経験のない、社会人経験のない新入社員はスポンジのように何でも吸収してくれるのです。
それなのにも関わらず、必要なマインドや身に着けるべき習慣を指導せず、気づいたら良くない“癖”が新人に身についてしまっていた、、、といった現象が見受けられます。
一度ついてしまった“癖”を直すことは非常に難しいです。だからこそ、初期の育成が非常に重要です。
スキルや業務で必要な知識は後から少しずつ肉付けしていくことが可能ですが、マインドや習慣はそうもいきません。
だからこそ、指導する内容も注意が必要です。
では、どのようなマインドと習慣を指導すべきなのか?
それは、「優秀な人財が新人のときに持っていたマインドや習慣」を指導することです。
マインドや習慣もどんな人財の真似をさせるかが重要です。
③業界の時流、今後の時流予測
最後は業界の自由や今後の時流予測ですが、「新人には早すぎるのでは?理解できないのでは?」と感じられた方も多いのではないでしょうか?
重要なのは詳細を理解することではなく、未来の姿を知ることなのです。
思い出してみてください
最終選考で「御社の将来ビジョンに共感して」と言っていた内定者はいませんか?
「将来のキャリアはどうなりますか?」「今後会社はどのように成長していきますか?」と質問した内定者はいませんか?
そうです!
目を輝かせたフレッシュな新人は「未来」を知りたがるのです。
「知りたいだけならわざわざ教えなくても良いのでは?」と思われる方もいるかと思いますが、
将来が分からない、不安といった理由で早期離職する新人は少なくありません。
さらに、これからの時代より変化が求められます。そのときに社内でキーパーソンとなるのはおそらく新卒採用した社員となるでしょう。だからこそ、早いうちから業界の自由や今後の時流予測に触れさせる必要もあります。
業界の時流や今後の時流予測を指導することは、早期離職を防ぐため、そして早いうちからそのような情報に触れさせるために必要不可欠です。
累計10,000人以上が参加!コンサルティング会社が主催する「新入社員研修」
今回のコラムでは、絶対に実施するべき新入社員研修のコンテンツをお伝えしました。
ご紹介した3つのコンテンツすべてを指導する新入社員研修をご用意しました。
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