新卒薬剤師採用の新潮流!2019年度採用はすでに始まっている

新卒薬剤師採用の新潮流!2019年度採用はすでに始まっている

調剤薬局における採用

採用開始時期はいつ!?

今まで新卒薬剤師の採用活動解禁時期は3月とされており、そこに就職媒体や学校のイベントが集中しているのも確かです。

ですが、毎年ご参加されている方はお感じかもしれませんが、説明会自体の参加人数が減少していたり、人数が多そうに見えたら下の学年ばかりが会場にいたということが増えています。
これでは、その年度の母集団を作りをに行っているのに、うまくいかないのが実状です。
そのため、合同企業説明会に重心を置いた採用活動では、入社数を確保していくことが難しくなってきています。

早期に学生と接触できる手段の活用!

それでは、今の時流であれば、どのような活動をどの時期に行うと、
新卒薬剤師の採用がうまくいくかというと、2019年度採用であれば遅くとも2017年の4月には準備を始める必要があります。

大枠の流れでいくと、

4月~5月 採用戦略の立案(ないしは練り直し)

昨年の採用活動を定量的、定性的に振り返り、自社にとっての
採用上の課題を洗い出し、その対策を考えます

5月~7月 第一期 母集団獲得

実務実習、インターンシップ、ランチョンセミナーなどを通じ、
第一期の母集団を獲得します。
ここの母集団がその年度の核となる母集団になるので、ここから
雪だるま式に膨らませていけるとベストです。

8月 第二期 母集団獲得

夏に拡大インターンシップを行い、実習生とその友達、昨年のイベント
接点を持った学生を一挙に集め、開催する

9月~11月 第三期 母集団獲得

二期の実習生を中心とした母集団形成

12月~2月 第一期 クロージング

ここまで接点を持った学生をクロージングする時期。
本人的にも学校的にも問題がなさそうな学生に対しては、面談などを
行いながら、内々定を出していきます。

すべてを書くと、ややこしくなるので、一旦以上としますが、分かっていただきたいのは、3月の解禁前の時期にある程度勝負をかけるということです。

解禁前には内々定が出せていて、イベント参加時には内々定を出した学生が友達を連れて挨拶に来るくらいの感じが良いです。

解禁前のイベントで一日で40名の母集団形成!

私のご支援先で、この取り組みをそのまましていただき、学生からの口コミ効果も奏功し、一回のインターンシップイベントで40名の学生に集まっていただきました。

薬剤師として働くにはどうしたらよいか、キャリアのこと、これからの人生のこと色々と相談に乗りながら、結果、2名の学生を絞り込み、採用につながっていきました。

恐らく、同じ施策を行ったとしても、時期がずれていたら、こういう結果にはつながらなかったと思います。

新卒薬剤師採用のコツ

新卒薬剤師採用は非常に手間がかかり、難しいのが現実です。

また、年々変化していく時流をとらまえないと、今までの成功事例がすぐに陳腐化し、成果がでなくなっていきます。

そのため、新卒薬剤師採用のコツは大きく分けると以下の4つになります。

・絶えず全国の新卒薬剤師採用の時流を捉えておくこと
・時流に応じた採用戦略の立案、定量的目標の立て方を間違えないこと

・採用担当には惜しみなく、自社のエース級の人材をあてること

・決めた戦略を戦術、戦闘にしっかり落とし込み、やるべきことを適切
なタイミングにやりきること

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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