【新卒採用を毎年成功!】社長が時間の使い方を変えただけで業績が伸びた事例を徹底解説!

【新卒採用を毎年成功!】社長が時間の使い方を変えただけで業績が伸びた事例を徹底解説!

いつも船井総研のコラムをお読みいただきありがとうございます。株式会社船井総合研究所(船井総研)HRストラテジー支援部の水本です。本コラム記事では新卒採用の成功法の1つとして、「社長が時間の使い方を変えただけで新卒採用が毎年成功&業績が伸びた事例」について、詳細に解説しています。実践的な内容もまとめていますので、中小企業の経営者様・人事責任者様・人事担当者様は必見の内容です。

その事例となるのは 北海道旭川市で
No.1の住宅不動産会社カワムラ様です。

新卒採用は初年度より20名近くの採用を
毎年続けており、

・業績も右肩上がり
21年26.5億⇒23年45億見込
・生産性向上で休日・福利厚生も増加
年間休日18年96日⇒22年120日
・離職率も低下
離職率18年17%⇒22年2%

と新卒採用と業績、組織改善の連動がなされています。

そんなカワムラ様でも
新卒採用に本腰を入れて取り組み始めた2021年には

・新卒社員で会社を盛り上げたいのは社長一人
・裏腹に協力的ではない社員の方も…
・自社のことにあまり詳しくない中途入社の採用担当一人
・当然ノウハウなし、ツールなし

という状況でした。
そんな中、川村社長が一つだけ決めたことがありました。

それは

「社長の時間の3割は採用&教育に使うこと」

でした。

①社長の時間を3割も使って、実施していること
②採用活動では「入口と出口だけ」をしっかり押さえる

①社長の時間を3割も使って、実施していること
川村社長は自身の時間の30%を人事、30%を事業、30%を財務
使われております。

その「人事」ですが、主には「採用」と「育成」です。

採用はやはり新卒採用にかかる時間が非常に多く

・月一回の定例mtg
⇒月次での成果チェックと方針決定
そのほかの週は採用担当者が数値とイベントなどの準備のチェック
・合説、自社説明会の登壇(月3~5回)
・最終選考と合格者面談(30~40名)

と盛りだくさん。ここに加えて中途採用の最終面接も実施。

育成ですが、階層別に

・入社後研修
⇒新卒社員は基礎的な内容、中途社員は定着のための研修
・次期リーダー研修
⇒次にリーダーになる世代を選抜し、特別カリキュラムを実施
・管理職研修
⇒マネジメントも学ばなければ上達しない。カワムラ流の部下の
育て方、接し方を研修します。

ここに加えて、月曜日は各部の責任者と30分~1時間刻みで
mtgを重ね、時には社員の面談も実施。

どうですか?ここまでで社長の時間が30%で収まるのか、
逆に気になってきましたよね。

②採用活動では「入口と出口だけ」をしっかり押さえる
カワムラ様では毎年20名を採用しているため、
やることは大量にあります。

その中でも絞って、社長が必ず実施していることがあります。
それは「入口と出口」、つまり、合説&自社説明会
最終選考&合格者面談です。

なぜ「入口と出口」なのか?

入口は企業の第一印象を決めます。どんなに素晴らしい企業でも
学生が最初に出会った社員がやる気のないみすぼらしい社員では
いい印象を与えることはなく、当然選考には進みません。

出会いこそ最大の惹きつけの機会であるとし、社長が
積極的に参加されています。

次に出口、ですが、どのエリアでも20名ほどの採用を
しようとすると大手と競合します。
特にほしいと思える学生こそ、そうです。

そんな学生の面接、口説き落としを社員に任せていて
自社に決めてくれるでしょうか?絶対に決めないといけない
営業案件を他の社員に任せますか?

答えはNoです。
会社を最も魅力的に語り、会社の未来を思い描かせ、学生を
ワクワク、そして安心させられるのは社長を置いていないのです。

最後の口説きこそ、社長がすべき最も重要な行動です。

③社長が研修をしないといけないメンバーって?

③社長がまず研修をしないといけないのは誰?
カワムラ様では社長が

・入社後研修
・次期リーダー研修
・管理職研修

を実施しています。
他にも内定者研修や個別社員面談も実施していますが、
それは採用担当社員が実施していることも多々あります。

ではなぜ、3つの研修だけ社長がやるのか?

それは

「リーダー(店長)の輩出数=業績拡大の可能性」

だからです。
そのために店舗を管理する管理職の育成、輩出。

これまで組織を拡大してきた社長のやり方を
落とし込んでいく
ことが採用と育成を一貫させ、
組織を拡大していくために最も必要なことです。

また、新卒採用をしている会社さんのあるあるですが、
入社後社長との接点がなくなり、「現場に染まり」
愛社精神がなくなり離職、ということが多発します。

社長が時間をかけるべきなのは
天塩をかけて採用した新卒と
業績UPのかなめである管理職の育成・輩出
の2つなのです。

いかがでしたでしょうか?
さらに詳細を知りたいという方はセミナーに
ご参加いただければと思います。

セミナーでは特別ゲストとして、
カワムラの社長川村健太様にお話しいただきます。
実際に新卒採用・育成に取り組むに至った経緯、その時の覚悟や
取り組んでいてよかったこと、大変だったことをお話しいただきます。

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