組織の『ムダ』をなくす!残業削減にはIT活用が必須
クラウドを用いた最新の働き方改革
今までの常識を改めて考える
社会では、残業問題について話しがよく出るようになりました。
生産性UPによる働き方改革を目指しましょうということですが・・・
お付き合いしている会社様からは、「ウチの会社で残業を減らすのは無茶だ!そんなことをしたら会社がもたない。」といったお声も頂きます。
確かに、就労時間を減らして業績が下がってしまっては本末転倒です。
会社全体で生産性をアップさせながら社会の時流に適応することが求められる時代において、
今までの常識・文化の枠に囚われず仕事の仕方を考え直す必要があります。
皆様の会社では、ムダと思えるような働き方はないでしょうか?
社員の時間管理を行うとは意外と効率性UPができる
皆様の会社の社員さんの1週間のスケジュールは把握されていますでしょうか?
また、本日ないしは明日のスケジュールは把握されていますでしょうか?
1人で20人、30人の管理となると難しいでしょうが・・・
まずは直属の部下の時間管理から行いましょう。
私が担当している不動産会社の営業マンの時間管理において2つ問題があります。
① お客様とのアポイントの時間帯が中途半端である
② 接客等の営業以外の時間の使い方が曖昧である
①に関してですが、大抵の会社様では朝9時半に出社して朝礼や店舗清掃・溜まったメール返信をしていると10時頃になってしまいます。つまり、接客に当てられる時間は10時~17時と言えます。その中で、お客様のアポイントを12時~や14時~といった中途半端な時間帯で入れることがあります。
12時~アポイントを入れてしまうと、10時~入れるにも接客時間が延びたらどうしよう?という不安から午前中を上手く活用できなくなります。同じく14時~入れてしまうと、13時~14時や16時以降は営業に時間をあてることができません。
②に関して言うと、お客様とのアポイントが入っていない時間に「ここで何をするつもり?」と社員さんに聞くと明確な答えが返ってくる社員さんは少ないのが実情です。
まずは時間管理から進めましょう!
先述の例で言うと、1日1組の接客が基本だった会社様が1日2~3組接客できるようになりました。
1組当たりの接客時間が比較的長い不動産業界においては、大きな変化です。
時間管理をするために活用しているのがクラウドサービスです。
本人のスケジュール入力さえ徹底できれば、他の社員からでも動きが見て取れます。
クラウドサービスに決まっている予定は詳細に業務を記載し、
そちらをもとに毎日の朝礼でリーダーが確認します。
そちらに入力されている間の時間は何をするつもりか?
今のタイミングから最優先すべき業務は何か?
マネジメント業務を徹底することで、社員さんの時間の使い方が向上し、全体の生産性UPにつながります。
いきなり働き方改革!?まずは現状を把握することから
社員さんの時間の使い方の現状をまずは把握しましょう!
時間管理の見直しで1日30分の効率化に繋がれば、1ヶ月(22日間)で11時間の計算になります。
社員さんが10名いれば、単純計算で1ヶ月当たり110時間というインパクトになります。
つまり、時給1,000円という費用で考えると月11万円の見直しに繋がります。
以上はあくまでも机上のお話ではありますが、時間の使い方・仕事の仕方を見直すだけで、
1日30分業務短縮(ムダを減らす)できることは多いのではないでしょうか?
今一度、皆様の会社でも現状把握し、改善するためにクラウドサービスを活用した時間管理を推進し、改善できるところから進めていきましょう。