良い採用サイトを作るために
“まずは良いサイトをたくさん見る”
採用サイトでもコーポレートサイトでも新しくリニューアルする、もしくは、新しくサイトを作成する場合、誰しもが「良いサイト」を作りたい、そう思われることでしょう。
では、良いサイトとはなんでしょうか。
どんな要素のあるサイトが良く見えるのでしょうか。
それは、業種や業態で異なるかもしれませんが、共通して言えることがあります。
良いサイトの要素を見つけるためには「良いものをたくさん見る」ということが重要です。
しかし、良いとされるサイトをただ見るだけでは、投下した時間と労力が無駄になってしまうと思われる方も多いでしょう。多くのサイトを見る中で、なんとなく目に止まった、気になった、などクリックしてしまうサイトがいくつかあるはずです。
そのようなサイトを10~20サイト集めて、どこに惹かれたのか、なぜクリックしてしまったのかをルール化することで良いサイトの要素を抽出できるようになります。
”ランディングページにおける良いサイトの条件”
それでは、良い採用ランディングページの条件をお伝えいたします。
ポイントは大きく2つです。
①スマホで見たときに見やすいサイトになっている
スマホの普及率がPCと同等になってくる中で、多くのサイト、特に求人サイトはスマホからのアクセスが圧倒的に多い傾向にあります。
月間アクセスの約70~80%がスマホからのアクセスになっていますので、スマホでも見やすいサイト作りは欠かせません。
では、スマホから見やすいサイトというのはどういうサイトなのでしょうか。
それは、
「大見出しが1行で読める」
「大見出しの下には写真が配置されている」
「その説明文章が3行以内で読めるようになっている」
たったこの3点を押さえるだけでスマホから見たときに見やすいサイトにすることができます。
②求職者の知りたい情報が掲載されている
多くの求職者が気にする、給与、休日、福利厚生などが掲載されているというのは改めてお伝えする必要もないと思います。
大切なのは、最近の求職者がその他にどんな情報を気にしているか、ということです。
最近の求職者は、先述の情報だけではなく、安定性、成長性、職場の雰囲気を気にするようになっています。
売上100億円!というのも、実績としてはもちろん大事です。しかしそれだけではなく、売上100億円を実現するために辿ってきた軌跡であったり、これからの成長性であったり、実際にそこで働く人はどんな人なのか、という数字で表現しづらい情報が大切なのです。
”良いサイト作りも面白いサイト作りも、大事なのは目的です”
これまでサイトに関して、ランディングページに関していろいろお伝えさえていただきましたが、どれも手法論に過ぎません。
どの方法を選択するのか、それはサイトを制作する目的によって決まります。
多くのコンバージョンを集めるのが目的あれば、より読みやすく、よりシンプルなサイト。
いわゆる”良い”サイトを作らなければいけません。
一方で、認知度を上げたい、他社との差別点をアピールすることが目的なのであれば、
よりデザイン性に振り切ったサイト、特徴的な打ち出しをするサイト。
ここで言う”面白い”サイトを作らなければいけません。
あなた様の目的を1日でも早く達成するサイトはどちらでしょうか。
もっと言うと、どんな要素のあるサイトなのでしょうか。
この機会にぜひお考えいただけますと幸いでございます。