自粛ムードの中でも新卒採用に成功している会社がやっていること
非常時にも左右されない新卒採用の成功ポイント
今年は新型コロナウィルスの影響により、客数減少・臨時休業などで困惑されている会社も多いかと思われます。
しかし、このような非常時においても、前向きに次の成長に向けた企画を実施している会社もあります。
このような会社の組織の共通点として下記が挙げられます。
・社員の平均年齢が若い
・正社員数に対する新卒比率が高い
若くて変化に強い組織と言えます。
新卒採用に継続的に取り組むことによって組織の新陳代謝を維持してされています。
また、コロナウィルスの影響もある中で、業種・企業規模問わず業績を落とす会社が多く、新卒採用予算の削減、採用目標人数の下方修正などのニュースが日々流れています。
このようなご時世ですので、中堅・中小企業にとって、新卒採用には大きなチャンスが来ていると言えます。
本メール含めて、新卒採用戦略について4つのテーマでコラムをご用意しています。
1通目: 自粛ムードの中でも新卒採用に成功している会社がやっていること
2通目: これからの新卒採用は「全方位的リブランディング」が決め手!
3通目: オンライン新卒リクルーティングを始めよう~新卒採用はWEB導入がマスト~
4通目: 5年後を見据えて「人財ファースト経営」にシフトしましょう!
今回は「自粛ムードの中でも新卒採用に成功している会社がやっていること」
をご紹介させていただきます。
自粛ムードが与える採用環境への影響として下記が挙げられます。
・合同説明会の停止に伴う母集団不足
・採用集客スケジュールの延期・長期化
・会社説明会・採用面接のオンライン化
3つの影響の内容とその対策について紹介させていただきます。
①合同説明会の停止に伴う母集団不足
今年の3月以降、ナビ会社主催の合同説明会や学校主導の学内合同説明会が相次いで中止・延期となりました。
これまで合同説明会での母集団形成を中心に活動していた会社は、目標人数から逆算し計画を立てているので、採用人数を下方修正せざるを得ない状況になっています。
一方で複数のチャネルで母集団形成していた会社には、追い風の状況になっています。
複数チャネルの中でも、特に反響が良くなっているのが、WEB上で学生と初期接点を作ることのできるスカウトメディア・スカウトメールです。
②採用集客スケジュールの延期・長期化
スタートダッシュと非常時が重なり、戸惑っているのは学生も同じです。
特に地方では例年に比べて学生自身が就職活動に慣れていないため、選考開始時期が遅れる傾向になっています。
このような事情から、今からでも母集団を増やすこともできますので、是非スカウトメディア・スカウトメールなどといったダイレクトチャネルも活用して頂くことをお勧めします。
その他、十分な母集団を獲得できている会社に共通していることは、そもそも通年採用に対応できているということです。夏・秋・冬といった早期からインターンシップを開催し、学生と接点を持てていた会社は2月時点で十分な母集団が出揃っていることも多いです。
今回のコロナウィルスの影響を起点に、ますます学生の就活への意識が高まり、選考の早期化が加速することが考えられます。
これを機に早期から長期的に採用活動に取り組んでいくことをお勧めします。
③会社説明会・採用面接・面談のオンライン化
母集団形成をクリアした次の課題として、
・コロナウィルスの影響下では対面で会いづらい
・遠方の学生と面談しづらい
などがあります。
また、学生の内定承諾率を高めるためにも接点回数は肝心です。
これら全ての解決に繋がるのが、説明会・面接・面談のオンライン化です。
対面でなくても、遠方同士でもリモートで実施できるオンライン環境の整備を取り入れている会社は、学生の志望度を高めすでに目標の内定承諾を獲得しています。
今回のコラムでは、
①合同説明会の停止に伴う母集団不足
②採用集客スケジュールの延期・長期化
③会社説明会・採用面接のオンライン化
この3つの影響とその解決策について紹介しました。
非常時に限らず、
・ダイレクトでの母集団形成チャネルを持つこと
・通年採用の考え方で早期から学生にアプローチすること
・採用におけるオンライン環境を整備すること
が21卒以降の新卒採用に成功する秘訣です。
冒頭でも触れた通り、次回以降のコラムでは、
・これからの新卒採用は「全方位的リブランディング」が決め手!
・オンライン新卒リクルーティングを始めよう~新卒集客はWEB導入がマスト~
・5年後を見据えて「人財ファースト経営」にシフトしましょう!
についても解説させていただきます。
今回のコラムで、新卒採用活動を改善したいと考えた方は、下記のURLも是非ご覧ください。
◆新卒採用セミナー2020
https://www.funaisoken.co.jp/seminar/059650