【3分HR講座】入社するまでが採用活動~内定者フォローの極意~
目次
安心するにはまだ早い。あなたの会社の内定者は本当に入社してくれるますか?
23卒の採用活動も終わりが見え始め、ほっと一息
目標の内定を獲得できた方はお疲れ様でした、というところですが…
「内定者は本当に入社してくれるますか?」
この質問でドキッとされる方も少なくないのでは
ないでしょうか?
実際、7月時点で
内定獲得率は78.8%
就活終了割合は55.1%
となっていますが、
内定を保持していつつも、承諾に至らない学生も多く
「本命が残っている」「内定を得たが、自分に合うか不安」という
理由で承諾できない学生が多いのも現実である
自信をもって
「入社してくれますよ!」
そう言うためには
学生の就活情報を収集し続けること
学生の就活情報を得られる仲にあること
が重要です。
入社するまでが採用活動!やり切るべき3つの内定者フォロー施策
せっかく獲得した内定を入社にまでつなげるために
やり切るべき施策をご紹介いたします。
①入社までが採用活動!月一回の定期接触
内定辞退の多くは防げるものです。
しかし防げない会社が多い。
なぜか。
ずばり、学生の現状を知らないから、です。
内定辞退を未然に防いでいる会社は
選考終了後~入社式までのスケジュールを
綿密に作り、情報収集を怠りません。
学生が他社の選考を秘かに進んでいないか
実は競合の内定を持っていて悩んでいないか
自社に対する新たな不安が出てきていないか
の最新情報を集め、全ての芽を摘んでいます。
②”親ブロック”対策を万全にする
辞退の背景には親御さんのご意見が潜んでいることが
あります。
特に中小企業となると、詳しいことを知らずに
「あなた、本当にその会社でいいの?」
「もっと大手がいいんじゃないの?」
「公務員も受ければ?」
と自社への入社に対して懐疑的です。
意志の強い学生であれば、問題ないですが、
大半の学生は耳を傾けます。
上手く親御さんの賛同を得ている会社さんは
・保護者説明会
・期待の手紙を直筆で社長から実家に送る
・家庭訪問
を実践しています。
親御さんはただ心配なだけです。
お子さんの決断を応援しない方はいません。
学生と共に親御さんに向き合い、納得をしてもらうと
最大の応援者になってくれ、離職懸念時に
会社側で説得をしてくれることもあります。
③入社を決意させる内定式
学生は入社時まで社会人になるという感覚を持っていません。
いざ働くとなったときに覚悟が足りず、辞退する、離職する
ということが最後の辞退懸念です。
入社後をイメージし、覚悟を決める
+ワクワクする
という儀式が必要です。
それが内定式であり、多くの企業が10/1に実施します。
内定式では企業は学生への期待を伝え、
学生は自社で働く覚悟を決めます。
担当リクルーターからの言葉で
採用活動を振り返ったり、親御さんからの
手紙を渡したりと情緒に訴えかける仕掛けも用意します。
そうすることで皆に応援され、期待され、入社をすることを
イメージし、ワクワクし、覚悟が決まるのです。