コストほぼ「0円」で上位ランク大学生を採用?!

コストほぼ「0円」で上位ランク大学生を採用?!

こんにちは! 船井総合研究所の倉並愛(くらなみ まな)と申します。
士業支援部にて、主に会計事務所様向けの人材開発コンサルティングを担当させて頂いています。

昨年は船井総研自身の採用担当として実務の経験も積んできました。
その知識・ノウハウも活用して、現在は会計事務所様に4年生大学の新卒採用導入ご支援をメインにお手伝いしています。

今回は、その4年生大学の新卒採用において、コストをほぼかけずに国立大・有名私大・業界関連資格(簿記)取得者の採用を予定されている事務所様の例をお伝えできればと思います。

なぜ今「4年生大学の新卒採用」なのか

近年のAI(人口知能)の発達により、10年後にはロボットがやっている可能性が高い仕事をオックスフォード大学の教授が発表したことは、皆さんも耳にしたことがあるかと思います。その中には士業事務所の業務も多く含まれていました。中でも、10年後に90%の確率で「消える」といわれているリストには、「税務申告」「会計・監査」「パラリーガル」「給与・福利厚生担当者」など、現在のメインとも言える業務・職種名が並んでいます。

10年後に生き残るためにも、士業事務所は新たなサービス・付加価値を模索するなど、まさに変革期を迎えています。そして、採用はどうかというと、変化に柔軟に対応し業績を伸ばされている事務所はもはや「経験者」の採用にこだわっていません。すでに、4年生大学の「新卒」スタッフを中心とした組織を作り始めています。

元々業界を志望しておらず、知識もなにもない4年生大学生は採用・育成が大変!ウチじゃ無理!と言われそうですが、そんなことはありません。
「一括採用」とも言われるいわゆる一般的な新卒採用では、ある程度の就職活動時期が定まっているため、戦略的に採用活動を行えば必ず採用できます。

考えてみてください。変革期にある士業業界において「他に応用が効かない」「既存の業務内容しかできない」という業界人材は危険だと思いませんか。また、他の事務所の経験はない中途人材でも、業界外の前職にて価値観が定まっているため、扱いにくい場合があります。

その点新卒は、総合職のポジションで採用できるため、変化に柔軟に対応してくれます。就業経験がなくまっさらな状態で入ってくるため、真っ白なキャンパスに絵を描いていくように、昨今取りざたされている理念経営においても賛同してくれやすい特徴があります。

専門学校の合同説明会では出会えない人材を求めて

しかし・・・ 4年生大学の新卒採用というと、ドームや展示会場などで行われる合同説明会に、黒づくめの学生たちが群がっている姿がTVでも取り上げられますが、いざそこに参入しようと思うと、出展料・ブース作成費用・ナビ出稿料・・・と、あっという間に100万近くの費用がかかります。 新卒採用はまだやったことがない!という方にとっては、少しハードルが高い投資になりますよね。

ここで、埼玉県のある会計事務所様(下記A事務所)の例をご紹介します。
A事務所はそれまで、会計系専門学校からの採用を行っていましたが、求める人物レベルが合同説明会の会場で出会えない、ということで4年生大学の新卒採用を検討されていました。
まずはどういった人材がいるのか確認の意味も込めて採用活動を行ってみたい、とのことでしたので、大手ナビ媒体にはあえて出稿せず、県主催の無料の合同説明会へ出展することにしました。

一般的な合同説明会では、知名度・資金力のある大手企業の中で戦わなければなりませんが、県主催の合同説明会は、地元中小企業がメインとなっており、ブース等の装飾のパターンも限られてきます。

その中でA事務所様は、写真や文字等、ラミネートされたA3用紙でブースの装飾を行い、ブースへの誘導チラシや印象的なプレゼンを通して学生を自社説明会へ誘導。
結果、国立大学・関東私大TOP校の男子学生2名と、簿記資格を持つ女子大学の学生1名の惹きつけに成功しました。内々定を出す際も、保護者に向けた内々定通知書を送付するなどの対策を行ったことも、成果につながっています。

変革期を迎えている会計事務所のこれからを担う人材に出会えたと、代表に喜んでいただいています。

会計事務所のための新卒採用成功セミナーを開催致します

新卒採用の経験がない事務所でも、ポイントを押さえれば必ず採用できます。
既存の会計人材だけの組織に危機感を持ち、4年生大学の新卒採用にチャレンジしていみたいと思われた事務所様は、ぜひ下記のセミナーにお越しくださいませ。

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会計事務所のための新卒採用成功セミナー
2016年9月2日船井総研大阪本社/2016年9月6日船井総研東京本社
http://www.funaisoken.co.jp/seminar/008320.html

※このセミナーは終了しました。

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