【中小企業の中途採用】人手不足に悩まない!10万人の町でも半年で12名採用できた理由

【中小企業の中途採用】人手不足に悩まない!10万人の町でも半年で12名採用できた理由

皆様いつも船井総研のHRコラムをお読みいただきありがとうございます。株式会社船井総合研究所(船井総研)HRストラテジー支援部の水本と、ワークエンゲージメント支援部の東田です。本コラム記事では、中小企業の中途採用の関連で、人手不足時代においても、10万人の小さな商圏にて半年で12名採用できた理由について、詳細に解説しています。中小企業の経営者・人事責任者は必見の内容となっております。

「人手不足に悩まない!10万人の町でも半年で12名採用できた理由」

をお届けします。

その事例となるのは
岐阜県高山市で住宅事業を営む古川製材様です。

NOZOMI HOMEを主要ブランドとして、そのシェアを拡大し、
岐阜県の飛騨・高山エリアにおいては8年連続で
着工棟数1位を獲得している、地域一番店 です。

そのような地元の名士の会社でも悩んでいたのは

「人手不足」

どんなにいい商品があっても、売る人、造る人がいなければ
拡大することは出来ません。

人手不足の状況を打開し、半年で12名(営業、施工管理、IC、設計など含む)を
採用した方法をコラム形式でお伝えいたします

①出来ることはやっているはず…地元の名士でも人が集まらない
②「応募を集められるなら集めてみろ!」の気持ちでお願いした

①出来ることはやっているはず…地元の名士でも人が集まらない
中途採用が上手くいっていない当時はとにかくできることを…
ということでハローワーク、Indeed、人材紹介を活用していました。

正直、自社の知名度を考えると応募くらいは来ると思っていましたが
飛騨高山エリアの人口は決して多くなく、採用どころか、応募も集まらない、
そんな状況でした。

採用の活路でもあった岐阜エリアへの出店も
求職者は増えるが、逆に知名度がなく、応募にはつながらないという…
八方ふさがりな感覚がありました。

②「応募を集められるなら集めてみろ!」の気持ちで…
正直、こんな状況ですから、定期的に中途採用できるなんて
夢のような状況で、期待値もとても低かったです。

とはいえ、中途採用できないと事業拡大はできないこともあり、
半ば投げやりな形でお願いしたことを覚えています。

そんな中で一番に取り組んだのは

・採用予算の確保

でした。
自社でほしい職種の採用単価は約70万円程度。
10名採用するなら700万必要になる。それを最初に聞いたときは
驚きましたが、人材紹介会社の方にお願いするのはもっとお金が
かかっているわけですから、勇気をもって予算確保しました。

そこからはとにかく気が楽で、これまでは「この人採用したらいくらだ…」
とか「辞めたら無駄金だ…」
とか考えてなかなか積極的に
なれなかったのですが、予算確保してからは積極的に人を採用するために
どうすればいいか
を考えられるようになりました。

③やり切れていると思っていた採用手法はまだまだだった…
④応募を獲得して終わらない、面接につなげるための体制構築

③やり切れていると思っていた採用手法はまだまだだった…
予算を確保しても、しっかり使い切らなければ、応募獲得に繋がりません。
予算を活用し、どのように自社にマッチする、欲しい人財を採用していくか、
を考えなければなりません。

元々やっていたハローワークは
「地元で職を探している技術者の人、比較的年齢層は高め」
Indeedは
「地元で職を探している営業職、比較的年齢層は低め」
新たに始めたビズリーチは
「向上心のある営業職、マネジメント」
「バックオフィスで全体像が分かる人財(財務、広報、人事など)」

などなど…
欲しい人財によって、
媒体を変え、アプローチの方法を変え、
求人原稿を変え、条件を変え、

とマーケティング発想に沿って徹底的にやり切っていきました。

求人を出しているだけでは見つけてもらえない時代ですから、
ここまでしてようやく応募を獲得することができました。

④応募を獲得して終わらない、面接につなげるための体制構築
応募を獲得するところまで来るのがとにかく難しいのですが、
ここまで来てもまだ採用はできません。

というのも求職者は同時に様々な会社に応募し、面接を受けます。
応募に気づかず、2日後に連絡したときにはすでに就職先が決まっている
なんていうことは日常茶飯事です。

それを防ぐために「初回WEB面談」の実施を進めました。
よくある離脱の理由は

履歴書の提出がめんどくさい
面接の日程調整が大変
いきなり実際に会うのが嫌、行くのが大変

です。これを解決するために応募があったら即電話にて
必要情報のみを聞き出し、有望であれば、面接をその場で取り付ける。

そのように変えることで増えた応募を採用につなげることが
出来ました。古川製材様ではそのために専任人事を採用し、進めました。

いかがでしたでしょうか?
さらに詳細を知りたいという方はセミナーに
ご参加いただければと思います。

セミナーでは特別ゲストとして、
古川製材の事業部長水本善暢様にお話しいただきます。
実際に中途採用に注力してからの組織の変化、事業戦略の変化、
取り組んでいてよかったこと、大変だったことをお話しいただきます。

10万人の町でもできる!半年で10名を採用した秘訣大公開

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