21年卒、効果的なインターンシップ3選

21年卒、効果的なインターンシップ3選

21年卒、効果的なインターンシップ3選

今回は、弊社がクライアントに対して提案・実践してきた効果的なインターンシップの中でも集客や惹きつけの観点から選りすぐりの3つの企画をお伝えいたします。

近年、新卒採用では経団連の就活ルールの撤廃やインターンシップに関するルールの変更等々、就職活動において大きな変化が訪れています。そして、就活ルールの撤廃により、大手会社を筆頭にインターンシップにいち早く取り組み、学生を青田刈りしていくといった動きになっています。

年々、学生の動向に関してもインターンシップ参加はマストになっており、3月以降よりも、6~7月あたりに就職活動を開始する学生が圧倒的に増えています。しかし、企業の中には、「会社の規模的にまだ行う必要がない」「業界的に人気がないから集まらない」といった判断をされるケースが多く、先手の採用活動を実施しなければならない時代が今後も続いていきます。

上記のようなお悩みを抱える企業でも下記インターンシップを参考に効果的な採用活動を展開いただければと思います。

①セミナー型インターンシップ (半日~1日)

会社説明・セミナー型インターンは、最も学生の参加率の高いコンテンツの1つです。

会社説明会と実務業務を組み合わせたインターンシップとなっており、会社を理解するコンテンツと実務を体験するコンテンツの2本立てとなっています。

【プログラム参考】
・会社説明
・現場見学
・営業・マーケティング研修&実践
・プレゼンテーション&フィードバック
・座談会

メリット:人員、時間の工数が比較的抑えられる
デメリット:競合他社も頻度高く開催している為、差別化が難しい
ターゲット:広く浅くさまざまな企業を見たい就職活動開始時期の学生

②プロジェクト型インターンシップ (2日~数週間)

プロジェクト型インターンシップとは、商品開発や新事業の提案など、企業から出された課題に取り組むインターンシップです。プロジェクト型インターンシップは、会社説明・セミナー型インターンシップに比べ、内容の難易度が上がる分、学生の満足度も高まるコンテンツです。

【プログラム参考】
・経営講座およびマーケティング講座(内容に合わせた講座)
・テーマやミッションの共有
・グループワーク
・フィードバック

メリット:学生の満足度が高く、選考への温度感が高まる
デメリット:インターンシップで何をプロジェクトに打ち出すかといった企画力が必要
ターゲット:志望職種や業界が絞れている学生

③就業型インターンシップ (3カ月以上)

1Dayのインターンや短期インターンと異なり、「アルバイト」という形態で「会社」の中で「職業体験」を積むのが長期インターンです。時給や日給など給与体系は様々ですが、慣れてきたら給与が上がり、成果に応じたインセンティブが発生する企業も存在します。

長期インターンで携われる仕事の種類は様々です。営業、マーケティング、ライターのようなビジネス職の募集もあれば、特定の分野に関するスキルを持っている場合はエンジニアやWebデザイナーといった専門職にも参加する学生もいます。

【プログラム参考】
<営業>
長期インターンでは社員の営業のサポートに始まり、習熟度に応じて自立して一人で営業を実施。インセンティブ制度を導入し、モチベーションアップを狙う企業が多い。
<ライター/編集>
自社HPやメディア記事の執筆がメイン。習熟度に応じ新規企画の考案・取材同行なども業務領域に入れる。
<デザイナー>
デザインツールを駆使して自社のサイト全般のデザインやページの構成、バナー画像の作成などを行う。美大や専門学校出身でなくても、独学でデザインを学んだ後に、企業での実務を通じて自分のスキルを磨く学生も多い。

メリット:就業体験そのものができるため、仕事の理解度が最も高い
デメリット:長期にわたって行う為、受け入れからフォローまでの体制作りが必要
ターゲット:志望業種や業界、さらには志望企業が決まっている学生

以上、インターンシップのコンテンツを紹介させて頂きました。
あくまでもインターンシップは採用活動の一部です。全体の採用戦略に沿ってインターンシップの戦略を練る必要があります。

さらにはインターンシップを実際にどのように進めていくか、どのようなツールを用意し何を伝えるのかこれが一番の肝となります。

コロナウイルスの影響も十二分にありますが、これからインターンシップを実践したい方・検討している方はぜひ参考にしていただければと思います。