「施工管理・設計の採用コストが5万円!?明日から実践可能!中途専門職採用の3つのポイント!」

「施工管理・設計の採用コストが5万円!?明日から実践可能!中途専門職採用の3つのポイント!」

こんにちは。住宅・不動産支援部の植松拓海です。

住宅会社・リフォーム会社・不動産会社向けに、人に関する「採用・育成・組織」のコンサルティングを行っています。

今回は”専門職”と呼ばれる資格職の中途採用事例を中心にお伝えさせて頂ければと思います。即戦力になりますので業績向上に直結するかと思います。ご参考になれば幸いです。

≪要点をまとめると…≫

【ポイント1】
「離職にはワケがある!その理由とは?」

【ポイント2】
「就労している人の 71% が、新しい仕事を探している!?」

【ポイント3】
「伸びる会社は積極的に”攻めの人材採用”を行っている。」

≪以下 詳細≫

「スキルの高い社員が辞めてしまった…」
「出店のため、即戦力の人材が欲しい…」
「施工管理などの資格者が欲しい…」

このようなお悩みをお持ちではないでしょうか?

新卒採用と中途採用では大きく性質が変わってきます。
そこで、”即戦力”となる経験者を求める企業様向けに、
ローコストで中途採用を成功させるポイントをご紹介します。

ご存知の通り、住宅・リフォーム・不動産業界では人材不足が問題となっています。

人間関係や賃金、勤務時間など、様々な人材流出の原因が蔓延る業界ですが、
働きやすい社内環境のづくりの取り組み次第では人材採用力を格段に上げる
チャンスでもあります。

まずは、転職市場のキーポイントとなる「転職の理由」を見ながら、
今後、採用力を上げるための取り組みをご紹介させていただきます。

●転職の理由ランキング

【1位】上司・経営者の仕事の仕方が気に入らなかった
【2位】労働時間・環境が不満だった
【3位】同僚・先輩・後輩とうまくいかなかった
【4位】給与が低かった
【5位】仕事内容が面白くなかった
(リクルートキャリア:『退職理由のホンネランキングベスト10』)

土日出勤、残業はあたりまえ、福利厚生が手薄い…
様々な不満と隣合わせにある住宅・リフォーム・不動産業界。

上記のように、転職の目的も
「やりがい」や「キャリアアップ」「年収アップ」だけでなく、

「ストレスがない環境で働く」や「ワークライフバランスを実現できる環境で働く」、
「地域社会に貢献したい」など、

非常に多種多様なものになりつつあります。

特に、施工管理や設計の転職理由は「勤務時間」に対する不満が非常に多く、
ご家族のご意見から転職へと発展するケースも全国的に増加しています。

就労している人の 71% が、新しい仕事を探している!?

●就労している人の 71% が、新しい仕事を探している!?

優秀な人材は、向上心が高く、常に良い環境を探しています。

「現在就労している人の 71% が、新しい仕事を探しているか、
転職を検討しても良いと考えている」といった調査結果も出てきている程です。
(indeed:『Who Actively Looks for Jobs Today? 』)

インターネットが身近になり、最新の求人情報に
いつでもアクセスできるようになったことが最大の理由です。

人材獲得競争を強いられている今日、有能な人材を採用するには
企業側が上記のような「消極派」の候補者
(すでに就労していて、積極的に仕事探しをしてるわけではないが、
転職には興味がある層)にいかにアプローチするかが非常に重要になってきます。

伸びる会社は積極的に攻めの人材採用を行っている

●伸びる会社は積極的に攻めの人材採用を行っている

実際に人材採用が上手くいってる会社は
『採用のために自社のウェブサイトにお金をかけている』のです。

求職者にとって企業が魅力的に見えるようなホームページを求めて、
魅力的なサイト作りに積極的に取り組む企業が増えています。

多くの企業が自社のホームページよりも大手のポータルサイトを
利用していますが、年々競合となる企業が増え、反響は減少しています。

そのような中でも即戦力で専門職を採用できるポイント…
それはズバリ、求職者を集めるWebの仕組みを構築するのです。

採用の流れは2つのステップです。

(1) Web上で求職者を集める
(2) 自社のWebページから求職者に求人応募してもらう

宮城県の住宅会社様はポータルサイト中心の中途採用から脱却し、
自社サイトでの応募者獲得モデルで採用単価を格段に下げています。
自社のホームページは、採用活動において極めて重要な手段であり、
月15万円の広告予算で営業4名、施工管理2名、設計2名の問合せを獲得し、
各職の候補者1名ずつが採用に至っています。

この事例企業様ではここ数年で急激に利用者が増えている求人情報検索エンジン「Indeed(インディード)」を有効活用しました。

※Indeedは求人情報版のGoogleのような求人情報を一括して検索できるプラットフォームです。(2012年にはリクルートが買収したことで、話題にもなりました。)
インターネット上に存在する求人情報(莫大な量です)を集めてきて、サイト内の検索結果に反映させています。
このように情報量が多い場所に人(求職者)が集まるので、自社の広告を出稿し、接触を図ります。

今回、indeedの詳しいご説明は割愛させていただきますが、ターゲットが多く集まる媒体をいかに有効活用して、採用効率を上げていくか、というのがWeb採用のポイントになります。

「ポータルサイトに募集広告を出しておけば、自ずと良い人材がやってくる」
という時代は過ぎ去りました。

そして採用難はどんどん加速していきます。
企業は転職ニーズを汲み取りながら、「自社ではどのような働き方が出来るのか」を
イメージ訴求できるように、自社の媒体で求職者に訴求していくことが
非常に重要になってきます。

おわりに

いかがでしたでしょうか?
今回は「人」に関する悩みの中でも、中途採用の新たな考え方をお伝えいたしました。

『人手不足の解消や欠員補充』がメインの目的であった時代から、知識やスキル、ノウハウを導入するためのキャリア採用へ、そして、競争力のある”強い組織”を形成するための採用へと、今後中途採用は大きく認識が変わり、企業経営に欠かせないものとなっていくでしょう。

この機会に会社がさらなる成長を遂げるきっかけとして中途採用にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

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