【組織開発・社員の働くモチベーションの強化!】夢や目標を持っている社員は何人いますか?
いつもありがとうございます。株式会社船井総合研究所(船井総研)HRストラテジー支援部組織開発グループ(旧HR支援部)の宮地です。突然ですが、あなた様の会社では夢や目標、ビジョン等を持っている社員が何人いますか?その有無が社員のモチベーション・やる気の強化に繋がります。本コラム記事では、社員に夢やビジョン・目標を持たせる方法について解説しています。
新卒や中途社員が入社し、研修もひと段落したころではないでしょうか?
これからの活躍に皆様も期待されていることでしょう。
今は仕事を覚える期間だとして、3年後あるいは5年後には会社や一つのチームを引っ張っていくようなそんな人財になってほしいと思って、皆様は採用活動・人財育成に尽力されたことかと思います。
では、新卒社員たちはどう考えているでしょうか?皆様、想像がつきますか?
驚くことに多くの新卒社員は将来こうなりたい、いつかこうなりたい、というのを持っておりません。
正確には、本気でこうなりたいんだ!というようなビジョンを持っていないといのが適切です。
私自身これまで1,000人以上の新卒社員の研修を行ってきましたが、多くの方は悲しいことに自身の将来像を持っておらず、仕事のモチベーションといえば日々の生活のため、というのが実態と言えます。
なぜビジョンを持っていないのか?
では、なぜビジョンを持っていないのでしょうか?
理由は様々ですが、多くの新卒社員を見てきたなかで共通しているのは、
・将来こうなりたい!と考える(考えてきた)時間が圧倒的に少ない
・今この瞬間が良ければそれで良くて、将来を考える余裕(時間・金銭など)があまりない
・無難に、普通に、という感覚があり、平均値であれば問題ないと考えている
・将来がみえない、不安なので考えないようにしている
これらが大半のように感じます。
ぜひ、貴社に新卒・若手社員がいらっしゃれば聞いてみてください。
多くが上記4つにあてはまるでしょう。
そんな状態で、社員は長く働いてくれるでしょうか?
目覚ましい活躍が期待できるでしょうか?
ビジョンを持てば働きは変わる
かつては30代までには年収1000万!や、
35歳までには結婚して、マイホームを建てて、車を持って・・・
というような願望を持っていた方が多く、それは仕事の原動力になっていました。
ですが、今はそうではありません。
いろいろな価値観があり、必ずしも多くを得ることが良いとは限らなくなってきました。
ただ大事なことは、将来こうなりたい!だから今こうするんだ!というビジョンを思い描けるかどうかです。
そうしたビジョンをもつことで、仕事ぶりは変わっていきます。
何気ない挨拶や清掃も、きっと変わっていきます。
先日のWBCで大活躍を果たした大谷翔平選手は高校時代にはマンダラートに夢・目標を事細かに書いていて、今それが実現しているというエピソードは多くの方が知っていることですが、まさにそれと同じです。
ビジョンの大小ではなく、そうしたものを早いうちから抱くことが大事。
ではどうするのか?
夢や目標を考える機会を設けることが重要です。
考えといて、と投げてしまってはきっと考えないでしょう。
だから、業務時間内に研修などでじっくり考える機会を設けるのです。
そして、それをシェアしいろいろな意見や感想をもらうことでさらに刺激を受け、考えが整理されます。
企業がそうした機会を用意することが、夢や目標を持った社員を輩出するためには必要な時代になっているのです。
5月から始める新卒・若手社員教育
夢や目標を早くに持ってもらうことがその社員が早くから活躍するかどうかに大きく影響を与えます。
人生や仕事の成果には、考え方×熱意×能力が大きく影響するという発想は非常に有名ですが、
夢や目標を持つことで、その人の考え方・熱意に大きな影響を与えます。
こうした機会を社内だけで設けることには限界があるかもしれません。
そういう会社様のために、新卒・若手社員向けに5月~8月までに計4回に渡って、活躍するために必要な考え方や目標を持ってもらうためのスキル・マインドを養う機会をご用意しました。ぜひこちらの研修を参考ください!
お読みいただき、ありがとうございました。
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