固定費を下げ、収益性を高める!「ローリスク×ハイリターン」な企業組織の作り方 その3
高収益×高生産性を実施した企業の秘訣とは!?後編
今回のコラムでは、
正社員15人で年商40億、営業利益率も二ケタ以上を達成している
高収益かつ高生産性な企業の事例を引き続きご紹介いたします。
過去のコラムはこちら
1回目:「アフターコロナで求められる雇用のあり方」はこちら
2回目:「正社員15人で年商40億を売り上げるスゴイ会社①」はこちら
簡単に前回のコラムの内容をまとめさせていただきます。
蓄電池販売をメインでやられている企業で
3ヵ年の推移が
正社員数5人→10人→15人に対して
年商が、15億→25憶→40億(今期着地見込み)
ポイントは1つだけで
「営業機能を、大学生(長期インターンシップ)に任せている」こと
インターンシップ生の数は3ヵ年で
100人→150人→200人
今では、学生5~8人をまとめる学生リーダーや20人をまとめる学生支部長などが存在
その学生チームで
月間売上7,500万売り上げを達成しているチームが多数存在し、
1人で年間粗利最大4,500万を達成している学生も在籍
正社員は、財務・経理・人事・企画などのいわゆる本部業務と
学生に対する教育・育成機能がメイン業務
といった事例をご紹介させていただきました。
今回は、このような成果を出すためにどのような「仕組み」を整えていったのかをお伝えさせていただきます。
まず、学生に任せる仕事は2つだけにしています。
①アポインター
②クローザー
という職種名で、
①お客様に直接訪問し、次回商材説明のアポ取り(アポインター)
②アポの取れたお客様に対する商材説明(クローザー)
上記の業務のみ学生に行ってもらうようにしています。
つまり、任せる業務を徹底的に絞ることによって、スキルの向上スピードと成果スピードの向上を促しています。
また、アポインターからクローザーへの昇格条件や、その後のリーダーや支部長への昇進制度など、インターンシップ生に対する評価制度が整っています。
そのため、訪問営業かつ業務委託という、一見辞めやすい環境下においてもインターンシップ生定着率70%という高い数字を維持しています。
さらに、教育においても、標準化を高い水準で進めています。
どんな学生でも1ヵ月でアポイントがとれるような教育カリキュラムが整っており
それを落とこむためのロープレも最低週2回は必須で行っているなど、
教える内容、落とし込むためのルーティン含めて、「仕組み化」されています。
まとめますと、今回の事例企業は
①業務内容の仕組み化(仕事の限定)
②教育カの仕組み化(カリキュラム・ルーティン)
③主体的成長を促す仕組み化(評価制度・キャリアステップ)
を整えていることが、成功の秘訣になっています。
では、次回のコラムでは「みなさまの会社が長期インターンシップを導入する場合のポイント」をお伝えさせていただければと思います。
もっと詳しく知りたい方は下記URLをご覧ください。
◆コラムに関連するセミナーのご案内◆
【このような方におすすめのセミナーです】
・事業をスピーディーに高収益化したい
・生産性の高い営業組織を構築したい
・社員の戦力化速度を高めたい
・モチベーションの高い人財と働きたい
・すぐに社員の人件費を見直したい、もしくは、今後社員の待遇を向上させたい
・正社員以外の雇用体系も模索したい
詳細・お申込みはこちらから!
https://www.funaisoken.co.jp/seminar/063062